オタクをはなさないで

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スクメロにスクエニの気合が入りすぎていてヤバい

[2018/1/14追記]スクメロライブに行ってきました。

dontleave.hatenablog.jp

[追記終わり]

www.twinkle-melodies.com

スクールガールストライカーズトゥインクルメロディーズ」、通称「スクメロ」、ご存知の方がいるだろうか?

ほとんどの方は知らないだろう、何せサービス開始ほぼ半月後に始まった全員参加イベントへの参加者は2万人足らず、この世界でスクメロをやっている人は2万人しかいない、なのにこの力の入れよう、すごい、すごく良いゲームなのである。

デレステ、ミリシタ、sideM、スクフェス、バンドリ、うたプリ、このアイドル音ゲー戦国時代にほぼ新規タイトルとして登場した無謀とも思えるスクメロが力入りすぎててヤバいので今回はどこがヤバいかを書きたくなったので書く。

勢いに任せて書いているのでめっちゃ駄文であるが熱量だけでも伝わってくれれば幸いだ。

曲が全部新規曲でやばい

スクメロは「スクールガールストライカーズ」を前身とした作品である。

http://schoolgirlstrikers.jpschoolgirlstrikers.jp

スクールガールストライカーズスクエニ社員のみで作っている、いわゆるポチポチゲーであり音楽などは作中BGMにとどまりキャラソンなどはゲーム内には無い。

ただ、今年初めに(出来はさておき)念願のアニメ化を果たし、メインメンバー5人のキャラソンとOP、ED曲は存在していた。

ただ、2017年9月末現在、これらの曲が実装される気配はない。

にもかかわらず

スクメロには全曲書き下ろしで既に18曲の楽曲が存在している。最初にあげた諸々の音ゲーは、既に楽曲資産がある程度ある中での音ゲー参入の為、楽曲数が多いのはわかる。

しかしスクメロは全部書き下ろし

参考までに、6月からサービスを開始した「アイドルマスター・ミリオンライブシアターデイズ」の楽曲数とほぼ同等である。

書き下ろしだからスクストファンですら知らない曲しかない。既存ファンが知ってる曲を遊ぼうと思ってプレイしてもらうみたいな話が一切ない。

でもこの楽曲たちがめちゃめちゃ良い曲なのである。

例えばこちらの楽曲

www.youtube.com

これはデレステで「ホテルムーンサイド」などを手がけていらっしゃる井上拓さんが作っていらっしゃる。

めっちゃかっこいい。いや、曲もめっちゃかっこいいながら、ダンスもめちゃめちゃかっこいいのである。 ココナッツベガがこういう曲を歌ってたらかっこいいなというそのままが正に現世に降臨されたかのようなかっこよさ。尊い

次にこちらの曲

www.youtube.com なにこれめっちゃかわいい。アルタイルトルテがなんでこの曲歌っちゃうのほんと可愛い。可愛すぎる。歌詞もすごく可愛い。明るい、幸せ。

アルタイルトルテは本編で苦労している分こういう世界ではこんなに楽しそうに歌っているのかと思うとすごく涙が、止まりません・・・。

次は本作主人公チーム扱いのアプリコットレグルスの曲。残念ながらまだ公式動画が存在しないのでこちらを参照

www.youtube.com

えめっちゃ楽しい。ライブ行って一緒にジャンプしたい。Go!!ってやりたい。オタクになりたい・・・。

と語彙が全くない説明しかできないが、とにかく良いのである。

曲単体としても良い。

ダンスもカッコ良い。

さらにスクストのストーリーと照らし合わせると味わいが深すぎる。

という感じで、最後はスクスト原作をやっていないとあまり感じられないが、とにかく楽曲に関しては本当に完成度が高い。

楽曲統括をしている人が有能すぎるし強いアーティストに頼みすぎている。本当に大丈夫なのスクエニ・・・(心配)

フルボイスがヤバい

本家スクストではストーリーが重要な要素となっているが、こちらにボイスはほぼ収録されていない。

にもかかわらず

スクメロでは全てのストーリーにボイスが収録されている。スクストでは全然喋らないあいつもこいつも全員全セリフしゃべる。どうして?どうして君達はそんなに喋っているの?ここはAnimation Channelじゃないんだよ?

これだけでもうお腹いっぱいになってしまうぐらいスクストユーザーからするとインパクトがでかい。

それでいて、これまでやられていなかったボイス収録されすぎていて予算的に大丈夫なのかと心配になる。ほんと大丈夫かスクエニ・・・。

衣装がやばい

いわゆるデレステでいうSSRに当たるURには、専用の衣装が付いているのだが、スクメロではこのキャラごと専用衣装を

他のキャラにも着せることができる。

破壊的だ。すごい。私は未だにURを1枚も持っていないのでスクリーンショットを見せることができないが、これは今まで私は聞いたことないすごい機能だなと感じる。いやすごい。

ゲームシステムがヤバい

スクメロは新規音ゲータイトルということでほぼデレステ先人に学んだシステムとなっている。これにより、既に洗練されたゲームの流れを構築している。

ただ、ちゃんと考えて改善している所もあっていくつかのコンフィグは大変便利なものになっている。

例えばリズムアイコンサイズの変更やライブシーンメイド設定である。

これにより、大きさが調整できるので誤タッチが少なくなり、明るさ調整でノーツも見やすくなる。

もちろんサウンド調整やタイミング調整、表示スピードなどベーシックに必要なものは粗方揃っている。

これらによりプレイ中のストレスをだいぶ減らすことができる。ここまで調節できるのはすごく嬉しい。

ただし音ゲー部分については、画面中に突如としてリズムアイコンが出るのでそれをタイミングよくタップするという難しい仕様になっているので、上級曲をこなすには慣れが必要である。

私も初めてすぐはエキスパートなんて一生クリアできないと思っていたけど今はなんとかクリアし、MVを全て解放することができた。

アイドル展開がヤバイ

ヤバすぎてヤバイが全部カタカナになってきたが、スクメロのアイドル展開について述べる。

スクメロはスクストのキャラクターを登場させている為、名だたる声優達が出演している。がこの人たちをアイドルとして稼働させると死んでしまうと判断した為か、新しい5人組ユニット「アプリコットレグルス」を結成した。

彼女達はゲームキャラの声優兼アイドルとしてこれから活動しているわけだが、彼女達は完全なりきりTwitterアカウントを所持し、日々自身がキャラクターそのものであるかのように発言している。

しかもキャラクターとして発言しているのにもかかわらず自撮りは上げるのである。

これはもはやキャラクターと人間が融合しているというか2.5次元なんて死ぬほど言われてきているだろうし地下アイドルでは普通のことなのかもしれないがほんとわけわからない。

しかも彼女達がアプリコットレグルスとしてライブやイベントに顔出ししている間はお互いのことをキャラ名で呼び合うし、自己紹介でも自分の芸名・本名は一切言わずキャラクターの自己紹介のみを行う

これは彼女達のパーソナリティは彼女達に属するのかキャラクターに属するのか、それともキャラクターが彼女達で彼女達がキャラクター?もうわけわからん。アイドル初心者には訳がわからない。とにかくその徹底したキャラクターとして演じきる姿勢に若干の狂気を感じる。

しかし彼女達、各人ともすごくキャラが立っていて面白いし、彼女達自身あまり芸歴が長くない(訳でもない人もいる?)ため本当に駆け出しという姿で、その状況がゲーム内ストーリーでもリンクしている為、2.5次元感が本当にすごくクルのである。

詳しくは以下の記事や公式生放送の履歴を見て欲しいが、彼女達を見ているとなんだか応援したいし、スクメロの未来が彼女達にかかっていると思うと是が非でも応援せざるを得ないという気持ちになってくる。とにかくそういう魅力がある人々が選ばれている。ただ今はその魅力が構成要素の大部分を占めているので、これから歌や踊りやしゃべりも頑張って頂きたいところである。めっちゃ応援します。

www.4gamer.net

スクストファン的にヤバい

本編のスクストは、年中ふざけたテンションのイベントでユーザーを楽しませてくれるが、メインストーリーは結構複雑でシリアスなストーリーが続いている。しかも今順次配信中のエピソード3は、スクストの世界観の核心に迫る怒涛の展開の大変シリアスな内容になっている。

かわいい彼女達の背中に掛かる運命は果たしてどうなるのか、とにかく心配である。

そう、スクスト本編はめっちゃシリアスなのである。

ただ、スクストは平行世界ものなので、その平行世界の一つとしてスクメロの世界がある。

これは元々の設定に大変忠実であり、堂々と幸せそうなスクストの登場人物を描くことができる。

アイドル活動をしているスクストの登場人物達は、本編に負けず劣らず活き活きとしていて、ファンとしてはここがオアシス・・・といった感じで本編と衝突することなく楽しめる世界になっていて大変癒される。

それでいて楽曲やストーリーも本編に準拠したものとなっていて、ファンならニヤリとするネタが散りばめられており大変味わい深い。良い。すごく良い。

スクエニがやばい

最後にスクエニの力の入れ方がやばい。

そもそもスクストの音ゲーが出ると今年発表されてからのスクストファンの反応はあまり芳しくなかった印象がある。

何故今更になって、この音ゲー戦国時代で新規の音ゲーを。しかもスクストなんて最近アニメ放送したけど知名度はまだまだ無いコンテンツではじめるのか。

しかも新規キャラクターが主人公で?しかもスクストは3Dモデルが売りだったのにそのモデルは新規で作り直す?そもそもスクエニって音ゲー作ったことあったっけ?シアトリズムかぁ。みたいな。

あまりにも冒険しすぎでは無いかという雰囲気が漂っていた。

そしていざ始まってみると、ものすごく出来が良いのにもかかわらずユーザーが少ないという現状。

それにもかかわらずこれからライブ活動、新規楽曲、毎週のように追加される新メモリー(SSR的なやつ)、続くキャラクター15人弱の実装。

もうノンストップである。スクエニはマジだ。

そして出来が良いのでファン的には続いて欲しい、スタッフもレグルスも頑張って、あわよくばスクストファンもこれで増えて欲しい、ライブ行きたい。全ストライカーが集まってライブなんてしてしまったらもう涙腺崩壊。絶対見たい。

スクエニはそれをしてくれると信じてる。実際スクストは念願のアニメ化が叶った。だから今度も成して欲しい。これで成された時にはスクエニやっぱすげえよ・・・ってなる。

とにかく終わりに

スクメロはすごく出来が良い、音ゲーとしても面白く、楽曲はかっこいいしかわいいし盛り上がる。ストーリーは王道成長ストーリーで、それを織り成すスクストキャラクター達は相変わらずかわいいし、新ユニット「アプリコットレグルス」は現実でのアイドル活動とのリンクも強くこの先が楽しみだ。

でもユーザーが少ない。からもっとやってる人増えて欲しい。

スクストをやっていた隊長さんからすると、音ゲー展開には眉を顰める人もいるだろうが、一度騙されたと思って推しのチームの楽曲をやって見て欲しい。すごい、みんな踊ってる、あこの歌詞やばい。あ〜ダメ。MV解放したい。みんな衣装かわいい。ってなるから。推しが実装されてない人は実装されるまでにやっておくと楽曲解放がすぐできると思うのでやろう。

スクストやってない人も、少しでも魅力を感じたらやって見て欲しい。スクストを知らなくてもスクメロには楽しめるところが沢山ある。

みんながスクメロを始めるまでは私が微力ながら課金で支える・・・みんなスクメロを・・・やろう!

スクールガールストライカーズ ~トゥインクルメロディーズ~ | SQUARE ENIX