オタクをはなさないで

オタクの恋愛観や、オタクコンテンツについて書くブログ

男性から好意を伝える難しさ

前回の続き

dontleave.hatenablog.jp

AさんがB君と別れた話について。

今回は「男性から好意を伝えること」の難しさについて考える。

男性から好意を伝えると引く人たち

私も大概相手に好意を伝えてしまう方である。

彼女の5倍以上の頻度で相手に好意を言葉で伝えていると思う。

これはAさんにはうっとおしかったらしい。

というのも、Aさんは付き合った時点でBさんへの好意が定かではなく(なら付き合うなという人たちには後述するので待ってほしい)、AさんはBさんのことをあまり好きに思っていないのに、一方的に好意を伝えられることに、罪悪感のようなものを思ってしまっていたらしい。

私の場合も付き合った当初から好き好き言ってしまい、彼女は当時大変混乱していたと後になって話してくれた。大変反省している。

そこで気づいたのだが、この話や、他の方のブログなどを見ていて、このような男性側の行動は、初めてパートナーを持つ男性や、自己肯定感の低い男性の多くによく見られる行動なのではないか。

自己肯定感が低い男性の言い分

自己肯定感の低い男性(もしくは経験のない男性)にとって、「パートナーから交際の許可を得る」というイベントは、「かなり大きな承認を得た」という風に解釈される。

また、交際を申し込む際、真面目な彼らは「私の貴方への好意を気兼ねなくぶつけても良いですか」という意味合いを兼ねている場合も多いのではないだろうか。

オタク的観点からすると自らはキモい存在であり、社会や家族、おたくでない人々にそれが受け入れられないことは、日々の報道の様や、人間関係の中で重々承知している。

そんなキモい自分の好意を受け取ってくれると承諾してくれただけで大変嬉しく、社会から受け入れられない自分を受け入れてくれるというのは、社会からの承認より大きな承認になり得る。

よってこの承認、「私の貴方への好意を気兼ねなくぶつけても良い」という許可を得てしまった彼らは思う存分自分の好意を相手にぶつけてしまいがちである。

ではこういうことをするとどういう風に思われるのか、参考になるサイトがあったので読んでみていただきたい。

gutskon.net

こんな感じで引かれてしまう。

ちなみにこのブログに出てくる「ピュア系貯金男子」さん、大変行動が反面教師になるので、上記ブログの他の記事も是非見て欲しい。

女性は相手を品定めする期間がある

女性は相手を品定めする期間があると思われる。

職場だとか、学校で同じサークルだとか、自然と同じ時間を過ごすタイミングがあればある程度相手のことをわかっているため、品定めの期間は短くなると思う。

しかし、そうではない出会いの場合は品定め、相手をよく知り、本当に自分が好意を寄せてもいい相手なのかどうかを判断するのに一定期間を要する。

なので男性側は、交際OKが出ても、甘えすぎたり好意を伝えすぎたりせず、普段の自分を振る舞うべきである(女性が近くにいるだけで普段とはかけ離れているかもしれないが・・・)

品定め期間に好意を伝えすぎると、相手は「私のことをよく知らないくせになんでそんなに好きなんだ?」という疑念を抱き、二人の心は遠ざかってしまう。

ので、最初の3か月ぐらいは、「あなたといると楽しい」ぐらいに留めておくべきで、頻度にも注意が必要である。

「 好き」と伝えるタイミングについて考える。

以上を踏まえて交際を始めたタイミングで好意を伝えすぎてしまうことは少々危険な行為である。

交際が長く続き、相手の気持ちも高まってきたと感じたなら問題ないが、その段階でも伝えすぎには注意が必要だ。

ではどのくらいの頻度でどのタイミングが良いか、ということについて、経験から考察しようと思う。

好きの頻度

好きの頻度については、どんなにしつこくても平時では30分に1回程度を守ったほうが良い。

それなりにしつこくて1時間に一回程度

逆に1デートに1回は肉声で好意を伝えると良いだろう。

ちなみに平時ではなく二人が盛り上がっている時は沢山言っても問題ないと考える。

ちなみに、デートの頻度にもよると思うが、週に1回以上会う仲であれば文面にて「好き」などの直接的な好意を伝える言葉を伝える必要はないと思う。

文面で伝える「好き」はどうしても無機質になりがちなので、どうしても伝えたい時は絵文字やスタンプを使うと良い。

顔文字は経験、伝聞から、ものすごくウケが悪い(キモいおっさん見たいと言われる)ので避けたほうが良い。

好きのタイミング

以下に、個人的に考える「デート中好意を伝えられるタイミング」を具体的にあげる。

なかなか好意を伝えられない人や、逆に伝えすぎてしまう人は参考にしていただけると幸いである。

  • 待ち合わせ場所で「今日は時間作ってくれてありがとう、嬉しいよ」
  • デート先の提案があった際、道中や現地で「行き先提案してくれてありがとう」
  • その際行き終わったら「最高だったよ!ありがとう」
  • 食事後、「二人で同じご飯を食べれるって幸せだなぁ」
  • 相手が自らを卑下している時に「そんな君も好きだよ」
  • 何か意見を述べられた時に「あなたのそういう考え方が好き」
  • 髪型やファッションで変化があった時「似合っているね、そういうの好きだよ」
  • (随時追加)

など、何かしらのタイミングにかこつけて、感謝と好意を伝えるのが良い。

何故理由付けが必要かというと、理由のない「好き」はありえないということを、誰しも潜在的に思っていて、理由のない好きは理解の範疇を超えるので怖いという感情が芽生えるからと私は考えている。

なので、ちゃんと理由づけをした「好き」を伝えるようにすべきである。

また、好意も「好き」という言葉だけではなく、「あなたと居ることで」「嬉しい」「幸せ」「安心する」などの感情を抱くということを積極的に使ったほうが良い。

それらの感情は好意の理由づけとなり、その後の「好き」という言葉に信憑性を持たせる。

上記に色々例をあげたが、もちろん本音で話すべきである。

例えば、似合ってもいない服を好きと言ってしまうのはパートナーのためにも自分のためにも良くないのでやめたほうが良い。

ただ、このようにタイミングを用いた好意を伝える手法は、相手の良いところを見つける観察力と、常にタイミングを窺う注意力が必要である。

これまた最初はしんどいのだが、少しずつ練習して気づけるようになれればいいと思う。

まとめ

自己肯定感の低い男性は相手に好意を伝え過ぎてしまう傾向がある。

交際初期から好意を伝えすぎるのは引かれるので、控えつつやんわりと伝えよう。

長い交際期間を経ても言い過ぎには注意。

好きにはなるべく理由付けをしよう。

おまけ

www.nagoyamisato.com

女性側の視点。意中の相手から好意を持たれた時の話をしてる。

当記事の話は相手は意中では無く、男性側の視点なので少々異なるが、当事者が自己肯定感が低いのは共通している。

ただ、女性は自己肯定感が低いため相手に疑念を抱くが、男性は逆に好意を伝えるというのが対照的である。