彼女と使える個人間送金サービス・アプリの比較
彼女と割り勘をするシーンはデートに要らない
タイトルの通り、彼女との割り勘をするシーンはデートに要らないシーンの一つである。
本当は「ここは俺が(私が)全部奢るよ!」というのが最良でかっこいいのだが、そんなことをし続ける経済的余裕がないのが多く人に当てはまる現実であろうし、世の常である。
割り勘という割り込み処理
割り勘にかかる時間は、デート中の時間の中で現実に引き戻される瞬間のうちの一つである。デート中の割り勘のデメリットとして
- 現金が無ければATMを探さなくてはいけなくなったりする
- 自分が今日使った金額を痛感することになる
- 財布を出す・しまう動作もお互いに時間がかかるし面倒
などがあり、せっかく盛り上がっていたデートに水をさすと私は思う
個人間送金という解決策
根本的な解決にはなっていないが、個人間送金によるデート後の請求が解決策のうちの一つであると考える。効果としては、時短やデートに中断を挟まない効果が期待できる。
目次
個人間送金サービス・アプリの比較
個人間送金の手段の比較を行う。まず表を示し、各比較項目についてサービス間の比較を書く。今回取り上げなかった手段については気づいた時点で順次追加し、記事を更新していく。
比較表
比較表では一応従来の個人間送金手段としての銀行振込を含んで書いてみた。
項目 | 銀行振込 | Kyash | paymo | LINE Pay | Yahoo!ウォレット | pring | よろペイ |
---|---|---|---|---|---|---|---|
本人確認 | 口座開設時必要 | 不要 | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 |
入金方法 | 預入・口座振込 | クレジットカード・コンビニ・Paeasy | クレジットカード | 銀行・コンビニ | 銀行 | 銀行 | クレジットカード |
レシート | 不要 | 不要 | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
送金手数料 | 一部有料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
送金額 | 自由 | 自由 | レシートから算出される定額 | 自由 | 自由 | 自由 | 自由 |
送金相手 | 銀行口座 | Kyash・各種連作先 | Paymo・各種連絡先 | LINEの友達 | 各種連絡先 | pring | よろペイ・各種連絡先 |
出金 | - | 不可 | 可(手数料あり) | 可(手数料あり) | 可(手数料あり) | 可 | 可(手数料あり) |
残高利用 | 一部可? | VISA加盟店 | AnyPay対応店 | LinePay加盟店・JCB加盟店 | Yahoo各種サービス | pring加盟店 | なし? |
家計簿アプリとの連携 | 各種対応 | moneyfoward・Zaim | なし | moneyfoward・Zaim | Zaim | なし | なし |
本人確認
必要なものと必要でないものに分かれる。必要になるものは出金が可能なものが多く、事業届け的に本人確認が必要とされていると考えられる。
pringやpaymoなどについては、銀行口座との紐付けが必須となっている為、それを本人確認としているのかな?説明を見ているだけではよくわからなかった。
入金方法
クレジットカード、銀行、コンビニなどの方法がある。
ここは各社でまちまちと言った感じで、どの手段が良いかは個々人によると思う。
レシート
ビジネスモデル上paymoだけが必要となっている。
送金手数料
銀行振込は手数料無料の条件外だと有料となってしまうが、他の新規個人間送金サービスでは全て無料となっている。
ここら辺が、個人間送金を導入するハードルを下げていてとても良いと思う。
送金額
paymoのみレシートで表記される金額を割った数でないとならない。それ以外は任意のタイミングで自由な額が送金できる。
送金相手
各種連絡先とはSNSのアカウントやメールアドレスなどが含まれる。
LINE PayはLINEユーザーにしか送信できない。
正直送金する相手は同サービスを利用しているユーザーに限るので、ここはあまり問題ではない。
出金
ここで言う出金とは、銀行口座への残高の振込の事を言う。
pringは出金可能でかつ手数料がかからない。
Kyashはビジネスモデル上出金が不可となっている。
残高利用
現金化できるサービスは現金化して使うという手段もあるが、それ以外に各サービスの独自加盟店で決済を行える場合もある。
LinePayとKyashは既存のクレジットカード決済ネットワークを利用できるので、残高利用の幅が広いと感じる。
Yahooに関しても、Yahooサービスの利用者には使い道があって良いかもしれない。
家計簿アプリとの連携
Kyash、LinePayがmoneyfowardとZaimに対応している。またYahooウォレットはZaimに対応している。
家計簿アプリと対応している方が、総資産の一部として残高が確認できる為、使用に安心感が出たり、高額決済に利用しようと思う。
終わりに
個人間送金サービス・アプリの比較を行った。私たちは諸々を踏まえKyashの使用を決定した。
導入に至った決め手としては
- 初回登録から使えるようになるまでの時間が非常に短い(クレジットカードが手元にある状態で、アプリインストールから5分もあれば送金可能な状態となる)
- 高額なやりとりを伴わない為現金化の必要を感じない
- 概ね片側(私)がデート中の支払いを担当する為、彼女側は送金のみできれば良い
- お互いにクレジットカードを使用することへの抵抗感がない
- 送金額の設定・送金タイミングが自由
などの理由が大きいと思う。
皆さんも素敵なキャッシュレスデートライフを送ってください。
比較サービスサイトリンク
余談
まだ新参のサービスにありがちだが、サービス名で検索するとサービスを使った感想や使い方を説明するサイトではなく、資金調達の記事ばかりが出てくる。
ユーザーは貴方達が資金調達をしたかどうかではなく、そのサービスが使えるのかどうかを気にしている。
もう少しSEOをどうにかするとか、詳しい使い方の記事を増やすとかした方が良いのではないだろうか。